【伝統古民家改修】
【伝統古民家改修】
築数百年の歴史がある伝統工法による古民家。
地盤沈下は最大で約10センチ。
建具やサッシは動かず、建物全体に歪みが生じている状態でした。
黒ボク土の上に建っている立地条件もあり、構造と地盤の双方から見直す必要があった案件。
まずは30本以上の柱をジャッキアップし、建物全体を従来の位置へ戻す工程から着手。荷重のかかり方を確認しながら、慎重に補正を行いました。
地盤については、地元の土建業者と連携し、現場の状況を見極めながら補強方法を選定。
「伝統的な構造や意匠を崩さず、自然素材で温かい家にしたい」という要望に対し、既存の良さを残しながら、断熱性能も確保する納まりを検討しました。
残す部分と、手を入れる部分を見極めること。この改修では、その判断を重視しています。